『星空のカラス』
2巻
モリエサトシ
花とゆめコミックス
2013年7月初版
『星空のカラス』 の2巻です.1巻と比べてカバーの意匠がずいぶん異なっていて,ならべると統一感にかける.花とゆめコミックスのロゴも変わっているから,すべてのコミックが一斉に変わったのだろうか.同じ作品の意匠は統一してほしい.
2巻では主人公和歌と国領との対局,母親の入院と囲碁との決別,長谷川との出会いが描かれる.
囲碁の局面をギャラリーに解説させるのはありえない.心の声ならいいけど,口で騒いでたら対局者に聞こえるじゃん.ハメ手を仕掛ける動機は,国領自身に語らせないと.そして,国領の闘争心の無さは興ざめだ.真剣勝負を見せられないと面白くない.
国領が囲碁をしている理由が何度読んでも得心しなかった.私の読解力がないからか?
『バイバイ囲碁』というけれど,あっさり辞めちゃうのだなという印象だ.『それ以外何も無いだろ 囲碁がオレらの全てだろ』と鷺坂に言わしめたのに.
長谷川の物語上の役割がよく分からない.長谷川に限らず,ほとんどのキャラクターが物語の展開上必要でないと思える.
2巻まで読んだけど,このマンガはあんまり面白くないわ.
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